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飽きました。

働くことに。

いや飽きたって死ぬまで働かなきゃいけないわけですけども、飽きたものは飽きました。

仕事っていうのは覚え始めから出来るようになるまでが醍醐味で出来るようになってしまうと昨日と今日は何が違うの?という感情になってしまいかねません。

いつもと同じに感じるけれど、それは当たり前じゃないんだよって判ってるはずなのに、日常を過ごせる奇跡を忘れて飽きたりする。
本当は今日が寿命か明日が寿命かなんて誰もわからないのに。
今日が最期の1日かもしれないのに。
そういった謙虚さを忘れてしまう、この奢り昂り。

慣れた仕事だからこそ、思わぬポカをしてしまいかねないので気を引き締めなければと強く思った次第です。


自粛が喚起される現在、やはり言われずとも自ら引きこもりたい。
本当の本当にはずっと引きこもって生きていきたいくらいなのですが、背中や腰の余りの痛みにスーパー銭湯に行って来ました。


「たまには広い湯船に浸からせろぅ!!!」


という魂の叫びです。
前ブログのフォロワーさんが「スーパー銭湯行ったらガラガラだった」と書かれていたのを見て、「いいなースーパー銭湯。大きいお風呂…」と思ったのですけれど、ワタクシ、ミレーナの副作用で月の3分の2くらいは出血してますので、流石に出血しながら公共の湯に入るのは非常識極まりなかろうもん。
そんな風に思っていたので行けなかったんですね。

でも本日は月に数日しかない出血していない日。
これを逃せば次はいつ行けるかわからないというのも、もしフォロワーさんが言うようにガラガラなのなら、今はどこの店も閑古鳥で苦しいんだろうなあ…と思ったのもありました。

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車を運転すること45分、山間の中にあるスーパー銭湯は景色も良いので癒されました。

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到着した時が午後17時くらい。
まだ日が高いです。


一応事前に電話で確認してみたところ、閉館時間は早くなっているけれど営業はしているとのことで、早速重たい腰や背中を解す為の寝湯へ。
ワタクシの住まう地域はフォロワーさんと違って田舎なのですが、それでも人は少なかったです。

あー、これこれ。
このジャグジー、ほぐれる〜を堪能することができました。

会社の中のゴタゴタも、業務に私情を挟むバカタレ共も、恋愛脳になって他の従業員に迷惑をかけてる事に気がつかないミュータント共も全部ワタクシの中で泡になって消えて行きます。


たっぷりのお湯のチカラって偉大です。
どこかの元都知事ではないですが、足を伸ばせるほど広い湯に入るって幸せなことだと思います。
たっぷりの湯の匂いがまた多幸感を増幅させます。


人が少ないというのも、経営が心配になりこそしますが、気分としてはまた贅沢なことで、どんなに良いお湯でも芋洗い状態だと却って疲れることになりかねません。
これでまた明日からの労働の日々を頑張れる気がします。

贅沢な休日を過ごすことが出来て、湯上がりには誰にともなく感謝してしまいました。
世間を騒がせるウイルス共も腰痛も全部あぶくになって消えてしまえ。
そうしたら、皆、たっぷりのお湯に浸かれるし、経済だって動きます。
そうなればまた人の多いスーパー銭湯に入る羽目にはなるのですが、それでいいです。

それが、いいです。

人が少ないのは、やっぱり寂しいよ。
私なんてもともとおひとり様行動が好きな人ですけれども。
人がたくさん居て、その中で敢えて1人でいる事と、街から人が消えて1人で居ることは違うんだと思います。
例えば、人で混雑している大型モールでエレベーターが動いてても、それはたくさんの人がいるから当たり前に感じるじゃないですか。
けれど自分しか客がいないのにエレベーターが稼働してると、とてつもない資源の無駄使いに感じてしまうのです。
「いいよ、いいよ。エレベーターなんか稼働しなくて、階段で行きますから」と思ってしまう。
大勢の人が利用しているものだからついでに自分も利用するという感覚が薄れてしまう。
世の中には自分の為だけにどんなシステムを稼働させても屁とも思わない富裕層もいるんでしょうけれど、私とその方々には何のご縁もない為、小市民としての本能が疼くんですね。
加えてワタクシ、祖母っ子でケチケチ精神が根づいてますし。

そんな小市民が安心して外出できる世の中に早く戻りますように。



by Occupation-woman | 2020-03-29 21:14 | カテゴライズするほどでもない独り言