2020年 11月 15日
秋模様とホルモンバランス。
今年はキャンプすることを覚えたせいか、それともよくドライブするようになったせいか、秋が深まってゆくのを体感出来ているのが幸せです。
窓から見る景色も秋模様。
これから冬化粧になるところが見られるかどうかは、全てワタクシが寒さに耐えられるかどうかとイコールになっています。
時に最近、ホルモンバランスの乱れについて相談されることが多いです。
「もう何もかもに腹が立ってイライラする!」という女のイライラに理解を示せる男性は少ないのではないかと思います。
少ないというか皆無なのではないかとすら思っているのですが、近年では男性も更年期障害があるらしいのでハッキリしたところは不明。
女の場合、まず生理という現象があって生理周期などで測れる部分もあるので因果関係が分かりやすいのかと思います。
けれど因果関係が分かりやすくても、イライラするのを抑えられないという部分は少しも分かりやすくないんですよね。
鍋を作ろうとしたら、シメジがシメジであることも、豆腐が豆腐であることにもイライラが止まらない。
こういう無茶苦茶な苛立ちが、心構えや信念などの精神力では抑え切れない。
それがホルモンバランスの乱れから来る苛立ちの正体です。
ホルモンバランスの乱れを経験したことがある人なら、多くを語らずとも「ああ…」と理解出来てしまうアレ。
私自身もこのホルモンバランスには長年苦労させられており(現在進行形)、それでも更年期障害でも何でも原因がどうであれヒステリックになっている人を見て、「ああいうみっともない人間にはなりたくないな…」と、心底そう思って努力しているにも関わらずイライラする。
そのイライラを表面に出さないためには、ただ表面に出さないという程度のことに途轍もない胆力が必要とされることだけはわかってます。
ミレーナを装着してから、3年目になります。
ミレーナの装着でホルモンバランスの乱れや月経前症候群もかなり抑えることが出来たと思うのですが(まあまだ不正出血は続いておりますが)、ミレーナは月経困難症でない限り保険適用になりませんし、仮に保険適用されたとしても経産婦じゃない方にはハードルが高いものなのかもしれません。
となると、低用量ピルとかパッチなどが良いのかもしれないのですが、ワタクシ婦人科医じゃないのでその辺の判断が難しいのです。
低用量ピルも体質によって副作用に耐えられない方もいるようですし、パッチに至っては使用したことすらないので…。
ミレーナについては「どんなに婦人科医が出血は直ぐ止まると言い張ったところで実際は3年目に突入した現在でも出血は続いている」と言うことと「ミレーナで太ることはないと言い張ったところで実際には体型をキープする為に毎日の筋トレは欠かせない」と言うことは主張したいところです。
ワタクシ、24時間戦えますかとか、働きながらガン治療だとかの人間を人間扱いしない風潮がキライです。
普通に考えて24時間戦うとしたら1日〜2日限定ならね?と思いますし、ガンになったら働くことより休ませろやと思います。
なにこの死ぬまで働けというような風潮。
なのでやはり、ミレーナでホルモンバランスの乱れの全てが解決するわけではないと言うことだけは主張し続けたいところです。
が、要点を纏めるなら、
病院に行け
と言うことでしょうか。
イライラが抑え切れないことは、本人が一番辛いことなのだというのは理解出来るんです。
一方で、そのイライラが抑え切れず、表面に出さないことも出来なかった人が他人からどう見られるかと言えば「面倒くせェやつ」という認定で、結果としてその抑え切れなかったイライラは自分への刃となって返ってくるという事実もある。
なので病院に行って、自分に合う治療をして貰うことだと思います。
by Occupation-woman
| 2020-11-15 20:19
| カテゴライズするほどでもない独り言